True End

人生バッドエンドだけどトゥルーエンドも回収したいよね

大卒で工場勤務は辛いというお話

こんにちは、Tamamoです。

 

工場勤務というと、マイナスなイメージが付きまとう気もしますが、理系大卒の就職先に工場は多いみたいです。それが大手メーカーならいいのかもしれませんが、中小となると少し悲惨なことになります。

 

そこで実際に、新卒が中小製造業で働いてみた話をまとめてみます。この体験をもとに一人でも不幸な人間が減ってくれることを願います。

 

 

大卒は高卒から妬まれる

入社したての新人は、まず現場作業を経験することからスタートです。ここでの現場作業とは、例えばライン作業。誰にでもできるような仕事であり、過酷で辛い仕事です。一緒に働く先輩高卒社員は何年もその辛い仕事を我慢しており、その先もずっと同じ仕事をすることになっています。そこに大学卒の何も知らない新人が入ってきて数か月で自分より上流の仕事をするなんて気に食わないしプライドも保てないでしょう。さらに自分よりも仕事ができない新人の方が給料が高いケースも多いです。そんな先輩社員に教えを乞わなくてはなりません。

 

工場勤務に大卒なんて少数です。周りの目も冷たく、面倒見のいい先輩など存在しなかったです。周りは全員敵、ミスをするのをいまかいまかと監視される毎日で上司に報告される勤務態度もひどい物でした。とにかく足の引っ張り合いがひどかったです。

 

評価されなければ上流にいけない

そんな敵だらけの中、評価されなければ一生ライン作業です。入社時に話した技術職、管理職なんていつになったら経験させてもらえるのか分かりません。ただでさえキツい仕事、そして周りからは妬まれ敵だらけ。そんな中、一度使えないヤツとして評価されれば一生ライン作業、使いつぶされるのがオチです。

 

我慢して数年続けても、技術も経験もないおじさんになるだけです。そして私はそのおじさんになってしまったわけなんです。

 

技術は身につかない

「じゃあ技術を身に付けて転職だ。」

これも難しかったです。中小製造業に技術なんてありませんでした。そもそも教育できる先輩社員もいないし、いても出ていきます。そして、すべてを外注で済ませることで、残った仕事は過酷な現場作業のみになります。

 

まとめ

正解がないのが正解。どうすればよかったんだろうね。